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×チル。
¥800
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「何年経っても、ねぇ、私のみかたでいてくれる?」――。 学生時代、「死」という概念への興味だけで繋がっていた雪緒と透子。 卒業してから一度も会っていなかったふたりだが、 十五年ぶりに透子から連絡があり、二人は会うことになった。 「あの日の約束を、果たして欲しいの」 そういう透子の願いに戸惑い抗いながらも、雪緒は再び「死」に捕らわれてゆく。 果たして透子の「願い」とは何なのか? 約束の意味とは一体何なのか? 儚くも強固な絆で繋がった男と女の、刹那の物語。 冒頭試し読みはこちら https://albus.hatenablog.com/entry/2023/02/11/150105?_ga=2.156382203.1159027713.1676095183-1771324245.1653914826
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新版 天使の標本
¥770
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青い死の蝶、森の中で眠る翼をもつ少女、彼女に執着する青年。 毒の蝶が舞い踊る死の街に、彼らはただじっと閉じこもっていた。 やがて羽化する真実。 少女の正体、そして青年の運命は……? × こちらは「天使の標本」のリライト版となっております。大幅な加筆修正と、結末が変わっております)
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ハルシオン
¥550
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遺伝子に潜む柘榴の誘惑――「柘榴」。 青く暮れていく空に滲み融けだす、 いなくなった人との日々――「アカツキ」。 甘苦い錠剤が見せる、夢幻に溺れていくこと――「ハルシオン」。 3つの掌編を収録した、短編小説集。 夢であればいい。現実であればいい。 相反した願いが織り混ざる、夢とも現とも言い切れない物語たち。
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旧版 天使の標本
¥550
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猛毒の青い蝶が乱れ飛ぶ町。 その危険性から廃止された町の中で、 青年は森の中で眠っていた少女を見つける。 その正体が何者なのかわからないまま、 彼は罪悪感に押しつぶされそうになりながらも 彼女を手放すことが出来ない。 そうして、ぎりぎりの危うい均衡を保っていた 歪な共同生活に、ある日、突然変化が訪れる――。
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仔羊の観測
¥880
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喜びも悲しみも知らない男がある日迷い込んだのは、墓地という名の庭園でだった。 そこの管理を任された男は、喜びを、悲しみを知ることが出来るのか?全てはただじっと微笑む、管理人だけが知っている――。 「かみさまの骨」の前日譚。 私は、私を誰かに看取って欲しかった。 A6 / 64P
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かみさまの骨
¥550
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気付けば、ここに、独り。 ただ、歩き続けていた――。 触れるものすべてを滅ぼす、「かみさまの骨」が降り続く世界。 生きとし生けるもの、あらゆる存在がひっそりと息絶えていく景色の中を、 幼い少年、セスは歩き続けていた。 自分はどこへいくのだろう。 何のために、誰の為に、こうしているのか。 疑問をもつことさえ知らない少年は、成長し、老いながらも ただ、絶望の中を泳ぐように彷徨い続ける。 ある日訪れる絶望。 そうしてもたらされる希望と意味。 やがて辿りついた果てで、彼は安らぎを得られるのだろうか? A6サイズ / 36P
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Sentence
¥500
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自作の詩の一節を切り取って、ランダムに手書きで書いた単語帳、 ならぬ単詩帳です。 100弱の詩が切り取られています。 * こちらの商品の文書の著作権は、すべて恣意セシル本人に帰属します。 素材(購入者の創作物の一部や引用、作品のタイトルとしての使用など)につきましては禁止とさせていただきます。